台北弁護士会は1970年以降、国際環境の変化にともない、積極的に国際交流を推進して政府の国民外交政策に協力してきました。たとえば会員を募ってアジア法学会に出席させ、第15期理事幹事会は訪問団を組織してあらゆる国々の弁護士会を訪問するよう決議し、国民レベルでの外交を深め、同時に我が国の法治精神及び制度を広めました。1990年代から、台北弁護士会はそれぞれ韓国ソウル地方弁護士会、光州地方弁護士会、アメリカ・ニューヨーク市弁護士会、日本第二東京弁護士会及び南アフリカ・ヨハネスブルク弁護士会と交流し、ならびにソウル地方弁護士会と交流協議を締結してきました。

台北弁護士会と姉妹会にある沖縄弁護士会の定期交流(1996.2.3)
1990年以降、各国の政治経済社会がますます緊密に結びつくグローバル化の進む国際状況のもと、国境や地域を超えた協力関係を築き、同時にデータの取得や再構成に役立つよう、いかなる職業団体もすべて相当の国際的視野を持たなければならなくなりました。台北弁護士会は1994年に日本・沖縄弁護士会と交流協議書を締結して以来、積極的にアジア地区各都市の弁護士団体との友好関係を開拓してきました。2010年に至るまでの間、オーストラリア・クイーンズランド弁護士協会、韓国ソウル地方弁護士会及び日本第二東京弁護士会などと続けて交流関係を結んできました。。このほかにも、国際的な法律関連の非政府組織にも参加加盟しています。2001年7月には「国際法律家委員会」(International Commission of Jurists。以下、I.C.J.)からの招待に応じて同委員会に加入し、積極的に国際人権保証業務に携わってきました。他にも、2008年から、両岸4地域(台湾、香港、マカオ、中国)の交流が日を追うごとに頻繁になり、台北弁護士会も積極的に両岸4地域弁護士同業者と相互訪問を続け、市民フォーラムに参加するほか、前後には深圳弁護士協会、北京弁護士協会及び香港弁護士協会などと交流協議を締結し、徐々に会員を両岸及び世界の巨大なリーガルサービス市場に導き、会員の国際的な視野をさらに広げています。

台北弁護士会と香港弁護士会とが交流協議を締結(2011.1.11)